バタフライバルブの概要と分類

バタフライバルブは以前はリークバルブとして位置づけられており、バルブプレートとしてのみ使用されていました。
実際に合成ゴムが使用されるようになったのは1950年になってからであり、バタフライバルブのシートリングに合成ゴムが適用され、カットオフバルブとしてのバタフライバルブが登場しました。
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バタフライバルブの分類:
バタフライバルブは構造、配管接続、プレート等により分類されます。

センターディスクバタフライバルブ:
バルブフラップ外側のシート面がバルブステム中心と同一面となる構造。
バルブボディの内周面にはゴム製のシートリングが埋め込まれた構造となっています。いわゆるセンター型ゴム板バタフライバルブに代表されるバルブです。ゴムの圧縮によりバタフライバルブとシート面の弾性反発力を有効に利用し、良好なシートシールが可能です。

偏心バタフライバルブ:
ディスクの回転中心(ステム)はバルブ径の中心上にあり、ディスクの根元は偏心構造になっています。シートリングはシングル偏心形状と同様でシール性が良好です。

三偏心バタフライバルブ:
二重の偏心を加え、バタフライプレートの円錐中心をその際のバルブ径の中心から傾けた構造です。
三重偏心はバタフライプレート開閉時に板状金属シートリングに接触せず、全閉時にはバタフライプレートのみが遮断弁としてシートリングに押圧力を及ぼします。

ウェーハバタフライバルブ:
ウェハーバタフライバルブはスタッドボルトを使用して 2 つのパイプフランジ間のバルブを接続します。突起はフルラグタイプと不完全ラグタイプの2種類があります。

これらのバルブは当社で加工できます。特殊バルブマシン.

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投稿時間: 2021 年 7 月 1 日